姫路市文化国際交流財団

文字の大きさ

標準拡大
財団概要 > ごあいさつ

ごあいさつ

和田達也理事長

理事長 和田達也

市民の皆様、各種文化団体をはじめ文化活動や国際交流活動を続けておられる多くの皆様方には、当財団の活動につきまして、ご協力ご支援を頂いておりますこと、厚く御礼申し上げます。

平成元年に設立された当財団は、その前身である財団法人姫路市文化センター及び財団法人姫路市民文化協会の理念を受け継ぎ、これまで豊かな歴史と伝統を誇る姫路市ならではの文化の高揚と育成を図るとともに、平成22年に統合した財団法人姫路市国際交流協会の事業も継承し、地域ぐるみの国際交流推進に努めてまいりました。

令和3年には播磨地域の文化芸術の中核施設として、また姫路市中心市街地に交流の機会と賑わいを創造する施設として姫路市文化コンベンションセンター(アクリエひめじ)が開館し、大型コンサートや海外のオーケストラやオペラの公演などが開催されるようになりました。また、令和5年には姫路市のシンボルである姫路城が世界遺産登録30周年を迎え、インバウンド観光を視野に入れ、歴史文化や芸術を愉しむ文化観光振興への機運も高まりを見せています。
当財団といたしましては、「育成」「普及」「鑑賞」「交流」を事業の柱に据え、姫路市とも緊密に連携しながら市民文化の醸成と文化芸術に関わる人材の育成などに取り組んでおり、オリジナルオペラ「千姫」の世界初演をはじめ、海外オーケストラやバレエなどの大型公演、気軽に楽しんでいただける「朝のハーモニー」や「オルガンシリーズ公演」「音楽のまちプロジェクト」など財団ならではのさまざまな事業を提供してまいりました。また、オーケストラ活動を通して青少年育成を目指す「姫路市ジュニアオーケストラ」や、子どもたちのための演劇ワークショップなども展開しております。

引き続き、姫路市が策定した「姫路市文化振興ビジョン」「姫路市国際化推進プラン」の方針も踏まえながら、文化芸術の振興、国際交流活動などの事業に取り組んでまいります。市民の皆様をはじめ多くの方々のご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。  

池辺晋一郎芸術監督

 姫路との縁も、30数年になりました。1989年、市制100周年を記念して「交響詩ひめじ」を作曲したのがはじまりです。以来、この曲を課題曲とする合唱コンクールが毎年つづけられてきました。同様に市制のアニヴァーサリーに関わる曲を全国何カ所かで作曲しましたが、このような活用はここ姫路市だけです。さらに、毎年の「姫路パルナソス音楽コンクール」や僕の企画「音楽をのぞいてみよう!」シリーズなど、姫路は極めて親しい場所になっています。 
 それゆえに想うのです―国宝にして世界遺産・姫路城、書写山圓教寺…この街の人たちは、歴史の深さをベースとする文学や美術、音楽など広範な文化に、また祭や季節の行事に、ごく自然に触れ、親しんでいます。したがってこの街の文化国際交流財団の仕事は、文化を「立ち上げる」のではなく、「さらに耕し、育てる」ことなのだと考えます。 
 文化国際交流財団の誕生は、前記市制100周年の時でした。この財団の芸術監督をお引き受けしている僕は、アクリエひめじ開館を機に書いたオペラ「千姫」を通してのみならず、文化の果実が豊かな香りを放ちつづけるこの街の「今」をまぶしく見つめ、そして「これから」の輝きを併せて信じています。

Language