本展では、中国陶磁史を通覧し、変遷の根底に流れる熱い思いと先人達が残した美の足跡を辿ります。
先史土器や夏王朝の黒陶、後漢の灰釉陶、南朝越州窯の青磁などは時代の特徴を色濃く表しています。唐、宋、遼、金時代では、煌びやかな王朝文化を物語るように三彩俑や白磁、青磁などの器が焼成されました。また元、明、清時代においては染付、法花など多様な製陶技術が展開されています。それらの陶磁はヨーロッパ、オリエント世界へ輸出され、我が国にも今に伝わっています。
これらの中国陶磁の精華とも呼ばれる作品97点を紹介します。
令和2年(2020年)6月2日(火曜日)~8月30日(日曜日)
一般310円(250円) 大学・高校生 210円(160円) 中学・小学生 50円(40円)
( )内の料金は20人以上の団体です。