脚本・演出

鄭　義信（ちょん うぃしん）

兵庫県姫路市出身。93年に『ザ・寺山』で第38回岸田國士戯曲賞を受賞。08年に上演された日韓共同制作の『焼肉ドラゴン』は読売演劇大賞、朝日舞台芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞、紀伊國屋演劇賞など数々の演劇賞を総なめにした。その一方、映画に進出して、同年、『月はどっちに出ている』の脚本で、毎日映画コンクール脚本賞、キネマ旬報脚本賞などを受賞。９８年には、『愛を乞うひと』でキネマ旬報脚本賞、日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第一回菊島隆三賞、アジア太平洋映画祭最優秀脚本賞など数々の賞を受賞した。さらに平成１３年度芸術祭賞大賞受賞ほかを受賞した『僕はあした十八になる』（０１/ＮＨＫ）などテレビ・ラジオのシナリオでも活躍する一方、エッセイ集『アンドレアスの帽子』なども出版。現在も、＜文学座＞＜こんにゃく座＞ほかに戯曲を提供する傍ら、自身が作・演出を努める劇団＜ヒトハダ＞を来春旗揚げ予定である。２０１４年に紫綬褒章を受章。

原作

山本 周五郎「青べか物語」

作曲・演奏作曲・演奏

寺田　英一（てらだ えいいち）

舞台を主にイベント・映像への楽曲提供をしている。その楽曲はクラシカルなものからロック・ジャズ・エスニックまで多岐に渡る。

・演劇への主な楽曲提供
椿組「贋作幕末太陽傳」（作・演出：鄭義信、出演：松本紀保、他）、世田谷パブリックシアタープロデュース「奇ッ怪　其ノ弍」（監修：野村萬斎、作・演出：前川知大、出演：仲村トオル、他）、東急リゾートプロデュース「フロッピングマザー」（作・演出：菊池裕、出演：岡林信康、他）、「相対的浮世絵」（作：土田英生、演出：青木豪、出演：伊礼彼方、他）、他
・映画への主な楽曲提供
いずみよしはる監督「恋するイノセントマン」（出演、菅田俊、鳥肌実、一青遥他）、他
・イベントへの主な楽曲提供及びパフォーマンス
キャンペーン「みんなの手のはなしをしよう」、東急エージェンシー「千葉博」東急イベントブース、他

ゲスト出演

荒谷　清水（あらたに きよみ）

大阪府出身。1984年より劇団「南河内万歳一座」に参加。以後、多くの劇団公演、内藤裕敬演出作品、多数のプロデュース公演に出演。特異な風貌と大阪弁を武器に、映像分野にも活動を広げている。鄭義信とはりま劇団協議会の合同公演には「映像都市2008」（‘08）「二十世紀少年少女読本」（‘18）に続く３度目の出演となる。

上瀧 昇一郎（じょうたき しょういちろう）

劇団「空晴(からっぱれ)」に所属。看板俳優としての活動を中心にテレビCMや、時代劇、映画と幅広く活躍中。近年では映画「焼肉ドラゴン」に出演。鄭義信とはりま劇団協議会の合同公演には「二十世紀少年少女読本」（‘18）に続く２度目の出演となる。

参加劇団

劇団プロデュース・F
劇団天狼星計画
Super Mountain’s CLUB
小劇屋Pin-Q
ザ・パンプキンズ
劇団ここから
劇団ソラシード
わくわくプロジェクト