姫路市文化国際交流財団

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2022年12月25日(日曜日)

終了 野村萬斎×杉本博司 狂言公演「あのあたり このあたり」

野村萬斎×杉本博司 狂言公演「あのあたり このあたり」

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公演紹介動画▽

演目紹介動画「茸(くさびら)」▽

演目紹介動画「川上(かわかみ)」▽

野村萬斎さんメッセージ▽

伝統芸能×現代美術

兵庫県姫路市に新たな交流拠点として誕生した「アクリエひめじ」。昨年9月にそのオープニングを飾った、狂言師・野村萬斎と現代美術作家・杉本博司のコラボ公演が再び姫路にやってきます。「この辺りの者でござる」という野村萬斎と、「あの辺りの者でござる」という杉本博司が、この姫路でしか見られない舞台を創り上げます。

演目は人間と運命の対峙を鮮やかに描いた異色の名作「川上(かわかみ)」、そして海外でも上演されることの多い、荒唐無稽な狂言の代表作「茸(くさびら)」です。

杉本博司の世界観のもと、人気の古典演目をぜひ劇場でお楽しみください!

 

<イベント開催にあたっての方針について(兵庫県)>

兵庫県の方針により、当公演のイベント開催時のチェックリストを公開いたします。
チェックリストにつきましては、こちら(PDF:607kb)をご確認ください。

ご来場のみなさまへ衛生対策ご協力のお願いについて(ご一読ください)

会場

アクリエひめじ 大ホール

開催日時

2022年12月25日(日曜日)14時00分開演(13時15分開場)

 

【注意事項】
※出演者の急病やその他やむを得ない事情により、代役もしくは演目を変更して上演する場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※開演中の写真撮影・録画録音ならびに携帯電話・スマートフォン等の使用は固くお断りいたします。

入場料等

S席 6,500円 A席 5,500円 B席2,000円
※全席指定
※未就学児入場不可
※B席は、鑑賞の際に一部舞台が見えづらい可能性がございます。予めご了承ください。

 

【発売日】
財団友の会:9月13日(火曜日)
一般:9月15日(木曜日)

 

【プレイガイド】
■姫路キャスパホール TEL.079-284-5806
■パルナソスホール  TEL.079-297-1141
※上記プレイガイドの営業時間は、10時00分~17時00分です。
※財団友の会、一般発売初日の電話受付は、11時00分からです。
※上記窓口にて10枚以上一括購入の場合、1割引いたします。

■アクリエひめじ(窓口のみ) 9:00~18:00

※発売初日は10:00からの販売です

■ローソンチケット  Lコード:55015
※別途手数料等が必要です。

詳細情報

番組

解説 中村修一

 

「川上(かわかみ)」

夫   野村萬斎

妻   野村太一郎

後見 高野和憲

吉野の里に住む盲目の夫が、霊験あらたかという川上の地蔵に参詣する。参篭の甲斐あり早速目が開くが、地蔵のお告げには「連れ添う妻が悪縁ゆえ離別せよ」という条件があった。それを聞いた妻は腹を立て、地蔵をののしり、絶対に別れないと言い張る。そこで夫は…。

人間と運命の対峙を描く異色の名作です。静けさの中にも緊迫感を持って展開する、狂言ならではのドラマをご堪能下さい。

 

 

「茸(くさびら)」

山伏 野村裕基

何某 石田幸雄

茸   飯田 豪、中村修一、内藤 連、金澤桂舟、月崎晴夫、岡 聡史、高野和憲

鬼茸 深田博治

後見 福田成生

屋敷中に茸が生えて困っているという男に、茸退治を頼まれた山伏。もったいをつけつつ男の家に行くが、人ほどもある大きな茸にびっくり仰天! さっそく祈祷を始めるのだが、祈れば祈るほど茸は減るどころかますます増え、山伏や男にいたずらをするものまで現れる。山伏は最後の気力を振り絞って祈るのだが…

笠をかぶり面をつけたカラフルな茸たちが、舞台上を所狭しと動き回ります。海外でも上演されることの多い、荒唐無稽な狂言の代表作です。

 

プロフィール

野村萬斎(のむら・まんさい)

1966年生。祖父・故六世野村万蔵及び父・野村万作に師事。重要無形文化財総合指定保持者。「狂言ござる乃座」主宰。国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する一方、現代劇や映画・テレビドラマの主演、舞台『敦―山月記・名人伝―』『国盗人』『子午線の祀り』など古典の技法を駆使した作品の演出や出演で幅広く活躍。各分野で非凡さを発揮し、狂言の認知度向上に大きく貢献。現代に生きる狂言師として、あらゆる活動を通し狂言の在り方を問うている。芸術祭新人賞・優秀賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞、毎日芸術賞千田是也賞、読売演劇大賞最優秀作品賞、観世寿夫記念法政大学能楽賞、松尾芸能賞大賞等を受賞。石川県立音楽堂邦楽監督。東京藝術大学客員教授。(公社)全国公立文化施設協会会長。

 

 

杉本博司(すぎもと・ひろし)

1948年東京生。1970年に渡米、1974年よりNY在住。活動分野は写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理と多岐に渡る。伝統芸能に対する造詣も深く、野村萬斎氏との三番叟公演「神秘域」は、2013年NYグッゲンハイム美術館公演、2014年シンガポール公演、2018年のパリ公演と、海外でも高い評価を受けている。2009年に公益財団法人小田原文化財団を設立。2017年10月には、構想から20年の歳月をかけ建設された文化施設「小田原文化財団 江之浦測候所」をオープンした。2009年高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)受賞。2010年秋の紫綬褒章受章。2013年フランス芸術文化勲章オフィシエ叙勲。2017年文化功労者。

 

【主催】公益財団法人姫路市文化国際交流財団
【共催】姫路市
【制作協力】公益財団法人小田原文化財団
【連携】姫路市立美術館

お問い合わせ先

姫路キャスパホール

TEL. 079-284-5806
Language